4年制大学を卒業し、新卒でリハビテックに入社しました。 就職活動を始めたころは、製造職への就職は全く考えていませんでしたが、コツコツ作業することが好きだったということと、医療業界に興味があったため、説明会だけでも行ってみようと話を聞きに行ったことがきっかけです。 また、学生時代スポーツをしており、怪我をした際に、私自身サポーターや固定具に助けられた経験から、同じように怪我で苦しんでいる人の役に立ちたいと思い志望しました。

• 9:00

  始業

  メールチェックや1日の業務計画を打ち合わせします。

• 9:30

  組立作業

  1か月単位でそれぞれ製作数が決まっており、基本的に担当の製品の製作を進めます。状況に応じて、ほかの製品の補助に入ったり、出荷数が多い製品は、総動員で一気に製作することもあります。

• 12:00

  昼食

   

• 13:00

  入荷検品

  発注していたものが入荷した際は、その製品または部材に不備がないかチェックします。

• 14:00

  デスクワーク

  製造業務だけでなく、縫製手順書の作成や在庫管理などの事務作業も行います。

• 15:00

  休憩

   

• 15:15

  縫製作業

  肩装具Kenbagスリングの縫製を進めます。伸び縮みする生地や、滑りにくい生地、分厚い生地など、様々な素材を縫製します。

• 17:45

  日報作成・掃除

   

• 18:00

  退勤

   

「組立時間がはやくなった」「きれいに縫製できるようになった」など、 以前の自分と比べて成長を実感したときにやりがいを感じます。ほかにも、１つの製品を一貫して製作できるようになった時や、加工機の操作において1人立ちできるようになったときも喜びを感じるとともに、自信がつく瞬間です。
また、目標管理という取り組みの中で、製品の組立手順書や社内用の資料を作成する機会があります。分かりやすい資料にするために複数の人に評価してもらい、何度も何度も確認と改善を繰り返します。そののち、完成した資料が運用され、分かりやすくなったと言ってもらえると達成感があります。

未経験者でも経験を積むことで活躍できるところです。私は、入社するまでミシンや加工機に触ったことはありませんでしたし、装具や製造に関する知識もありませんでした。不安はありましたが、入社後に上司や先輩方が丁寧に指導してくださりました。そのうえ、入社当初は、何をするにもものすごく時間がかかってしまい、常に焦っていた私に、まずは正確に製作できるようになることが目標だから焦らなくていいよと、根気強く見守っていただきました。そんな先輩方のおかげで、今は自信をもって作業できることが増えました。
また、製造業務において、1人しかできない作業というものがありません。少なくとも2人は製作できる状態にあります。１つの製品に対して複数人が製作技術・知識を持っていることによって、作業の分担はもちろんのこと、急ぎの製作が入った場合や、メインの作業者が休みの場合でも、対応できる体制が整っている点も良いところだと思います。忙しい時はお互い様という気持ちで、カバーし合える環境は心強いです。

先を見越して動かないといけないところが難しいです。例えば、材料手配など、製品の出荷数を過去のデータや最近の傾向から予測し、発注数や納品時期を決めます。当たり前のことですが、材料がなければ製品も製作できないため、見落としのないよう慎重に行っています。また、製造業務において、「はやく正確に」作業を行なうことは重要なことですが、ただただはやく作業ができたらいいというわけでも、ものすごく時間をかけて正確なものをつくればいいというわけでもなく、そこが難しいところです。新しいことを学ぶときは、まず正確に作業できるようになることを第一目標として取り組みます。その後、時間をかけて仕上げたときの完成度を保ったまま、どうすれば時間短縮ができるかを考え、能率向上に努めます。自分のやり方が正しいと思い込まず、いろんな方から意見を聞き、ひとまず全部試してみることが成長するために必要なことかなと感じます。ちょっとした違いで作業スピードが上がったり、新たな発見があったりするので面白いです。また、はじめはバラバラだったパーツが組み立てていくにつれ、どんどん形になっていく過程を見ることができるのは業務をしていて面白いと感じる要素の１つです。

やりたいことが分からない、PRできることがないと悩むこともあると思います。なかなか先が見えなくて不安になることも多いと思いますが、はやく内定をもらうことより、自分にあった就職先を見つけることが大切だと思います。周りと比べず、焦らず、自分のペースで頑張ってください。